「読んでもらえる」見出しを作るために
「読んでもらえる」見出しを作るために
検索結果画面やSNSで、人の目に触れるのはページタイトルです。
注目を集め「ここに探していた情報がある」あるいは「もっと詳しく知りたい」と思ってもらうためには、やはりまずページタイトルに工夫をこらさなければなりません。
※ページタイトルの付け方について詳しくは「手数料無料?訳あり?適切なタイトルと説明文でSEO」(https://www.s-oj.com/ec-business/best-title-seo/)をご参照ください。
ここでは、そこからさらにもう少し踏み込み、記事の内容を読んでもらうための見出しの付け方について解説します。
本文が読んでもらえるかどうかは見出し次第
ページ内の見出しは、訪問ユーザーに情報の構成を示すためのものです。
見出しがあると文章の読みやすさは格段にアップします。
ある程度まとまった長さのある文章には、必ず見出しを付けましょう。
注目度の高いポイントをサーモグラフィで表すヒートマップツールを使ってみると分かりますが、読み手はまずページの前半部分、メニューや見出しといった概要に注目します。
つまり、見出しで正しく情報を伝えることができなければ(あるいは見出しに魅力がなければ)本文を読んでもらえない可能性は大きくなってしまうのです。
素晴らしく情報が詰まった魅力的なコンテンツも、読んでもらえなければ成果にはつながりません。ページ前半に来る見出しには特に力を入れ、本文を読み進めてもらえるよう工夫してみましょう。
SEOに効く見出し
Googleガイドラインには「何文字ごとに見出しを入れる」といった指標はありません。
重複や詰め込みを避ける、簡潔でわかりやすいものにするなど、重視するポイントはページタイトルと同じです。
本や資料の目次を作るように、ページの構造を示すポイントごとにトピックを区切り、適切と思われる箇所に見出しを挿入しましょう。
また、ページタイトルと、そのページの中で最も大きな見出しが完全に一致する必要はありません。
検索結果に表示されるページタイトルには、検索ユーザーのためにサイト全体の情報も記載しておき、ページ内の見出しにはそのページに関する情報のみ記載する、という方法で対応可能です。
見出しに「必ずそうしなければならない」というルールはありませんが、混乱を避けるためにも上記のような法則を作り、統一しておきましょう。
HTMLには見出しタグが重要度順にh1〜h6まで6種類あります。
見出しの付け方のルールを統一し、管理者内で共有しておくことは、サイトの情報の整理・効率的な運用にも有効です。
※参考
Google ウェブマスターフォーラム
「titleタグとh1タグの使い分け」
(https://productforums.google.com/forum/#!topic/webmaster-ja/kHlCzLqspzc)