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PCともスマホとも異なる、タブレットへの対応は必要か

PCともスマホとも異なる、タブレットへの対応は必要か

スマートフォンやタブレットが普及し、ユーザー環境の多様化が進んでいます。

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PCとスマートフォンでは画面サイズや操作方法ともに大きく異なるため、スマートフォンからのアクセスが多いサイトの場合、PCに最適化したサイト・スマートフォンに最適化したサイトと複数のパターンのサイトを運営していることもあるでしょう。

同様に、画面サイズから考えると両者の中間に位置するタブレットにも最適化する必要性はあるのでしょうか?

タブレット対応について、Googleが公開している情報をまとめました。


タブレットのみに最適化したサイト作成の必要性は

Googleはスマートフォンへの最適化だけでなく「すべてのデバイスに対応するための方法」として、レスポンシブデザインをあげています。

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タブレットに最適化する場合でも、レスポンシブデザインと異なる特定の方法がある訳ではありません。

PC用・スマホ用・タブレット用に最適化したHTMLをこれから構築するならば、ひとつのHTMLからそれぞれに対応するレスポンシブデザインを選択した方が良さそうです。

※レスポンシブデザインについて、詳しくは過去記事「レスポンシブデザインによるスマホ対応のメリット・デメリット」をご参照ください。


PC用・スマホ用の個別ページがすでにあるなら

すでにPC用・スマホ用ページを運用している場合、レスポンシブデザインへの対応よりもタブレット専用ページを作成してしまった方が早く手間がかからない、ということもあるでしょう。

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その方法でも、もちろん問題はありません。

※重複ページの優先指定は必要です。

「アクセス・評価を分散させない!重複ページの優先指定」(https://www.s-oj.com/ec-business/google-canonical/)をご参照ください。

しかし、そのような場合、タブレットユーザーにはPC用ページを提示しておくという方法もあります。

2012年と少し前の情報ですが、Googleは「タブレットに最適化したページがない場合、タブレットユーザーはPC用ページが表示されることを期待している」と説明しています。

レスポンシブデザインの導入を検討中だが時間がかかりそうだから、とりあえずタブレット用のページを作成しておくか……というような場合には、PC用のページで代用しておき、レスポンシブデザインへの対応準備を進めるのが良いかもしれません。


※参考

インターネットコム

「初代 iPad 登場から4年、タブレットはどこまで広がった?」

http://internetcom.jp/allnet/20140303/1.html

Google Developers

「タブレット向けガイドライン」

https://developers.google.com/webmasters/smartphone-sites/tablets?hl=ja

Google ウェブマスター向けセントラルブログ

「タブレット端末ユーザーにはフルサイズのウェブを表示しましょう」

http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/11/giving-tablet-users-full-sized-web.html

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