SNSでSEO?まだまだこれから、Google+の魅力とは
SNSでSEO?まだまだこれから、Google+の魅力とは
多くの場合、SNSによるマーケティングは、ブランドや商品の認知度アップやイメージの構築、その他集客経路の拡大などを目的としていますが、Googleが自ら運営するGoogle+の場合は少し違います。
ユーザー同士の交流や情報の拡散よりも、検索エンジンからの流入拡大が注目を集めるSNS、Google+の機能と特徴をまとめました。
Google+の概要
実名登録が推奨されていて、友達・家族・知人・その他と、情報の公開範囲を細かく設定できる点はFacebookと似ています。
その他のSNSと同じく、ユーザー同士でフォローしあい、投稿に「いいね!」を意味する「+1」やコメントを付け合ったり、投稿を自分のフォロワーに再共有して交流・情報発信することができます。
その他のSNSにない特徴としては、テキストや動画による通話・チャット・動画配信・画面共有などの機能を備えた「ハングアウト」が挙げられるでしょう。
Googleハングアウトのビデオチャットには、最大で10人参加可能です。
※Skypeなど、無料で使えるビデオチャットツールは他にもありますが、複数人数のビデオチャットが完全無料でできるツールは希少です。
Google+は、交流よりもこうしたサブ機能やSEO効果に魅力を感じたからユーザーが増えてくるかもしれません。
検索結果での特別なアピール
例えば画家や小説家の名前をGoogleで検索すると、該当する情報が記載されたページのリストに加え、Googleが提供する情報(生年月日や略歴、著作や著書など)が表示されることがあります。
このような機能を「ナレッジグラフ」と言いますが、Google+に登録した情報や投稿は、このナレッジグラフに使われます。
最新の投稿や投稿時間、フォロワー数などはGoogle+にアクセスする以前に、直接検索結果に表示されるのです。
Google+のフォロワーだけでなく検索ユーザーにも投稿を見てもらえる機会が作れる点は、その他のSNSにはないメリットと言えるでしょう。
検索との連携
Google+は、個人アカウント以外に企業や製品・ブランドなど、組織での利用に適した「Google+ページ」を開設することができます。
Google+ページは、Google検索からのアクセスをフォローする「ダイレクトコネクト」機能で検索流入経路を強化されています。
SEOのためにGoogle+を運用するなら、このダイレクトコネクト機能やGoogle+ページの活用は欠かせないポイントとなるでしょう。
ダイレクトコネクトはまだ発展途上ですが、Google検索とのさらなる連携強化の可能性も期待されている、注目の機能です。
※参考
Google JapanのGoogle+ページ