検索アルゴリズムって?基本と情報の使い方
検索アルゴリズムって?基本と情報の使い方
検索アルゴリズムとは、ページの順位付けに使われるプログラム、いわば「上位表示のための条件リスト」のようなものです。
検索アルゴリズムは、スパムを除外し「本当に必要な情報」「高品質な情報」をユーザーに提供するため、常に進化を続けています。
SEOを実施するにあたっては、この検索アルゴリズム変更にもアンテナを張っておきましょう。
検索アルゴリズム変更のニュースのチェックポイント
検索アルゴリズムは、200を超える非常に多様なシグナルを利用しているため、SEOにおいて「これだけやれば必ず順位が上がる」といったシンプルな必勝法は残念ながらありません。
アルゴリズム変更についても、細かな変更点を逐一チェックするというよりは「今後のSEOの方針を知るための、手がかりのひとつ」として、ざっくりと見ておくことをおすすめします。
「時代遅れのSEOになってしまっていないか?」
「今後、どのようにサイトを充実させていくのか?」
自サイトのSEOの方向性を確認する機会として、または先を見越してサイトを育てるための指標の一つとして、アルゴリズム変更のニュースをチェックしてみてください。
・Google ウェブマスター向け公式ブログ
(http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/)
過去のアルゴリズム変更(Google)
日本では2012年以降、以下2つのアルゴリズム変更がありました。
1)パンダアップデート
他サイトからの転載などで構成された、低品質なページが評価を下げた。
2)ペンギンアップデート
検索順位の操作のみを目的とした、不適切なリンクを含むページが低評価となった。
これらのアルゴリズム変更によって「上位表示のために必要なのは、ユーザーの役に立つ良質なページを作ること」という、Googleのガイドラインに沿ったSEOの効果が上昇し、価値あるコンテンツの作り方や、その確保方法などが注目を集めるようになりました。
Google「ハミングバード」の示す道
最も新しいアルゴリズム変更「ハミングバード」の特徴は、会話型検索の強化です。
例えば、新しいiPhoneの発売日が知りたい場合には「iPhone 発売日」以外にも「iPhoneはいつ発売」「iPhoneいつ出る」などの検索キーワードで、よく似た結果が得られます。
どんなキーワードで検索された場合でも、ユーザーの目的をしっかりと理解し、必要とされる情報を持ったページを上位表示する機能が強化された、と見て良いでしょう。
今後のSEOの方向性
パンダ・ペンギンアップデート以降と同じく、価値あるページを作り充実させることが重要です。
「自サイトのターゲットユーザーが必要としている情報とは」
「そのユーザーに提供できる、自サイトのオリジナル情報とは」
などの切り口から、工夫してコンテンツ作成に取り組んでみてください。
※参考
・Google 検索サービス
「アルゴリズム」
(http://www.google.co.jp/intl/ja/insidesearch/howsearchworks/algorithms.html)
・Google ウェブマスター向け公式ブログ
「Google 検索が、高品質なサイトをよりよく評価するようになりました」
(http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/07/google.html)
「良質なサイトをより高く評価するために」
(http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/04/blog-post_25.html)
・海外SEO情報ブログ
「ハミングバード(Hummingbird)、Googleが新しい検索アルゴリズムを導入」
(http://www.suzukikenichi.com/blog/google-hummingbird-algorithm/)