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PC用・スマホ用、2つのURLを使ったスマホ対応時の注意点

PC用・スマホ用、2つのURLを使ったスマホ対応時の注意点

複数のURLを用意しユーザーの閲覧環境を判別して振り分ける場合、よくある間違いがいくつかあります。

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Googleが各種媒体で公開している「スマートフォン対応時のよくある間違い」をまとめました。対応時には以下の点に注意しましょう。


正確に対応したページへリダイレクトする

PC用ページにアクセスしたスマートフォンユーザーを、スマートフォン用ページに転送する場合、両者の内容が等しいことを確認してください。

例えば、検索からサイトの深い階層にあるPC用ページにアクセスしてきたスマートフォンユーザーを、スマートフォン用サイトのトップページにリダイレクトするのは間違った対応です。

「特価・〇〇ワイン」のPC用ページにアクセスしたのに酒屋サイトのトップページにリダイレクトされてしまったら、理不尽に感じませんか?

そこで一から再び目的のページを探すのも面倒ですよね。

回線速度が遅い環境からアクセスしているモバイルユーザーなら、即座にサイトを離脱してしまうかもしれません。

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せっかくのアクセスを無駄にしないためにも、ユーザーが目的の情報に迅速に辿り着けるよう、同じ情報を持つスマートフォン用ページへのリダイレクトを正しく設定しましょう。


「スマートフォン限定のエラー」にご注意

PC用ページに正確に対応するスマートフォン用ページがない場合、スマートフォンユーザーにもそのままPC用ページを表示してかまいません。

そうすれば、ブックマークや被リンクによる評価の分散も防げます。

PCからは問題なく閲覧できるページがスマートフォンからのアクセスに404エラーを返したり「スマートフォンからの閲覧には対応していません。」というようなメッセージが表示されることがありますが、これは機会の損失です。

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ユーザーが探している情報があるなら、ベストの形式でなくとも表示するように設定しておきましょう。

エラーページよりもはるかに有用です。


ソフト404エラーとは

上記のように、ユーザーが指定したURLに問題なくアクセスできたにも関わらず「スマートフォンからの閲覧には対応していません。」など、ページが存在しないかのようなメッセージが記載されたページが表示される状態を「ソフト404エラー」と言います。

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ソフト404エラーがペナルティ対象となったり、SEOに良くない影響を与えることはありませんが「存在しないページ」がGoogleにクロールされインデックスに登録されてしまう状態は適切ではありません。

スマートフォン対応の場合以外も、実際にURLのあるページにエラーメッセージを記載するのはやめておきましょう。


※参照

Googleウェブマスター向け公式ブログ

「スマートフォン向け検索でのランキングの変更について」

http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2013/06/changes-in-rankings-of-smartphone.html

Googleウェブマスターツールヘルプ

「ソフト 404 エラー」

https://support.google.com/webmasters/answer/181708?hl=ja

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