増殖中!オタク系ECサービス5選
増殖中!オタク系ECサービス5選
アニメやマンガ、ゲームなどの二次元キャラクターグッズや同人誌などを扱う「オタク系」ECサービスのリリースが増えています。
同様のお店・ECサービスは以前から存在しますが、最近登場したものは、ユーザー同士が商品を出品・購入することで手数料などの負担が軽減できるCtoCサービスがほとんどです。
こうしたジャンルでは、イベントで直接クリエイターと買い手が商品をやり取りする習慣がすでに根付いているため、CtoCとは親和性が高いのかもしれませんね。
商品カテゴリ・機能が類似したサービスが多数スタートし、これから競争が激しくなりそうな「オタク」「サブカル」ジャンルのECサービスをまとめました。
どのサービスが主流となるのか、 またはどのように差別化していくのかに注目し、各種サービスを比較してみても面白いかもしれません。
最新のオタク・サブカル系CtoCサービス
にじいろ☆
看板キャラクターは痛グッズ・イラスト作成が趣味の「七星なな」。
現在は事前登録キャンペーン中。
2014年5月にiPhoneアプリ、夏にAndroidアプリ・PC版をリリース予定。
ヴィレッジヴァンガードマーケット
(http://market.village-v.co.jp/)
「遊べる本屋」のキャッチコピーで知られる書籍・雑貨などの販売店「ヴィレッジヴァンガード」によるマーケット。
ネットショップ開設サービス「STORES」を利用し、自分の作品を販売できる。
2014年4月4日リリース。
とらのあなマーケット
同カテゴリ商品の店舗販売・委託販売も行う「とらのあな」が運営するCtoCマーケット。こちらも「STORES」を利用。
2014年3月24日リリース。
otamart
イメージキャラクターは「レンタルマギカ」などのキャラクターデザインで人気のイラストレーターpako氏制作の「小田まこ」。
2014年3月21日にiPhoneアプリ、3月27日にAndroidアプリをリリース。
A2mato
二次元だけでなく、アイドルグッズやライブチケットも取り扱う。
2014年1月9日にiPhoneアプリリリース。PC版も稼働中。
※おまけ Tokyo Otaku Mode
2011年にfacebookページのみでスタートした、アニメやコスプレなど日本の「オタク文化」の海外向け発信サイト。facebookファンは1400万人以上。
グッズや同人誌などの販売も行う。
海外向けサービスTokyo Otaku Modeがすでに大きな成功を収めていることから、こうした「オタク系EC」の需要は海外にもあることがわかります。
今回ご紹介したような、今、勢いを増しているオタク系CtoCサービスが活性化し、Tokyo Otaku Mode同様に海外とも取引できるものが出てくれば、日本国内のEC市場全体にも影響が出てくるかもしれません。