コミュニティと結びつくCtoC
コミュニティと結びつくCtoC
趣味を同じくするユーザー・好みの合うユーザーが集い、直接作品を売り買いできるSNSが増えています。
無料コンテンツの公開や、ユーザー同士のつながりが情報の拡散・作品の販売数に大きく影響するこうしたCtoCサービスには、一般的なECサイトの集客にも役立つヒントがありそうです。
SNSと連携するEC(あるいはECと連携するSNS)をまとめました。
SNSと連携するECサービス5選
note
文章、画像、音楽、映像を公開・販売できるサービス。
投稿時に無料公開・有料販売を選択する。
有料販売の金額は税込100円〜10,000円で自由に設定可能。
手数料は売上金額から決済手数料を引いた金額の10%、決済手数料は売上金額の5%。
運営元は有料のコンテンツ配信サービスcakesを運営するピースオブケイク。
サービス開始は2014年4月7日。
BOOTH
イラストSNS、pixivと連携するショップ作成サービス。
商品の保管・配送を代行する倉庫サービスも併設している。
BOOTHユーザーはpixivでのフォロワーにBOOTHに出品した新着商品を通知できる。
2014年4月現在、販売手数料は商品代金+送料の3.6%。
サービス開始は2013年12月19日。
minne
アクセサリーや雑貨、おもちゃなど幅広いハンドメイド作品を展示・販売できる。
minneで販売開始したアイテムは、運営元(GMOペパボ)を同じくするオンラインショッピングモール「カラメル」に自動出品可能。
販売手数料は10%。
サービス開始は2012年。
Ravelry
編み物愛好者の海外SNS。
ユーザーは今編んでいる作品の写真を公開したり、進捗状況を管理できる他、編み図の販売ができる。
販売手数料は変動性で、1ヶ月の売上が30ドル以下の場合は無料、30~100ドルの場合は月間売上総額の5%。
サービス開始は2008年。
SoundCloud
自作の音楽をウェブ上で公開・販売できる海外発の音楽SNS。
無料版ユーザーでも合計120分までの音楽ファイルを公開できる。
Twitterのリツイートのようなユーザー同士の投稿拡散機能(Repost)を搭載。
SoundCloudそのものには決済システムはないものの、曲ごとに「Buy」ボタンを追加でき、好きな販売システムを誘導先に指定することができる。
サービス開始は2008年。
※参考
ネットコンシェルジュ
「初心者から上級者まで楽しめる編み物のコミュニティ型ECサイト「Ravelry」」