個人もネットショップを運営する時代到来?0円ネットショップ作成サービス
ショップ作成サービス VS ショッピングモール
ショッピングモールが多機能になり、補助ツールが発達し、ネットショップの出店や運営はぐっと楽になりました。
しかし、近年では、ショッピングモールに出店するよりもさらに簡単に出店できる「ネットショップ作成サービス」が多数登場し、注目を集めています。
ショップ作成サービスの特徴とメリット
多くのショップ作成サービスは、Web制作の知識がなくてもテンプレートに従って見栄えの良いショップデザインが簡単に作れます。
テンプレートをカスタマイズしてオリジナルのショップを作ることもできますし、アクセス解析や決済システムなど、ネットショップ運営に必要な基本機能も利用可能です。
ショップ作成サービスのひとつ「Base」では、ショップを開設に必要なのは以下の3つのプロセスのみ。
(1)ショップURL指定
(2)メールアドレス登録
(3)パスワード設定
Baseでは、初期費用やサービス利用料金、商品売買の際の手数料などの費用もかかりません。
短時間でショップを開設し、商品を並べて販売を開始できるショップ作成サービスが登場したことで、ネットショップへの参入障壁はさらに大きく下げられた……と言えるでしょう。
ショッピングモールとショップ作成サイトの違い
ショップの開設は費用をかけず、簡単にできるものの、開設後のフォロー(集客やトラブル対応など)は基本的にありません。
多くの商品を扱うショップ、高額な商品を扱うショップの主戦場がショッピングモールであることには、やはり変わりはなさそうです。
■ショップ作成サービスの今後の進化
2013年にはファッション大手のzozotownがショップ作成サービス「STORES.jp」を子会社化し、2014年1月にはSTORES.jpで簡単にショップを作成してzozoブランドで販売できるサービス「zozomarket」を開始しました。
現段階では「費用や手間をかけずに、手作りの商品や比較的安価な商品を販売する」というスタイルが主流と見られるショップ作成サービスですが、こうして大手モールとの連携が強化されたり機能の充実が進めば、両者の境界は曖昧になり、ショップ開設の参入障壁が下がった分、ライバルもますます増えてくるでしょう。
自分のショップのアピールポイントはどこか?
自分のショップが扱う商品と適したモールやサービスはないか?
変化はまだ先のことですが、これまで以上に意識的に、今後の戦略を考えていくべきではないでしょうか。
0円ネットショップ一覧
ミンネ
ハンドメイド専用のネットショップ「ミンネ」、お客さんとのやりとりは発生しない委託販売形式。
月額費用0円
ロイヤルティ10%
Base
月額費用0円
クレジットカード決済・Paypal決済をされた場合、代金の3.6%+40円
お金を引き出す際に出金手数料
・2万円未満の場合、事務手数料は500円
・2万円以上の場合、事務手数料は0円
STORES.jp
zozomarket(http://market.zozo.jp/zozo/about)