windows10のWSL機能を使ってCドライブ直下のPHPをプレビューできるようにする
windows10標準機能でPHPをプレビューしよう
Windows 10 バージョン1709(Windows 10 Fall Creators Update、ビルド16299)以降Windows10でLinuxを実行することができるWSL(Windows Subsystem for Linux)が利用できるようになり、WindowsでもXAMPPやHyper-Vを使わずにPHPが編集・プレビュー可能になりました!開発者にとっては嬉しいニュースですね。WSLの立ち位置としてはXAMPPよりLINUXに近く、Hyper-Vよりメモリ効率がよいといった所が長所になるでしょうか。
該当の機能を使ってUBUNTU(Ubuntu 16.04.3 LTS)をインストールし
Cドライブ直下のPHPを表示するまでの記録です
WSL(Windows Subsystem for Linux)を有効にして
UBUNTUをインストールするまでは説明しているサイトが沢山あると思うのでググってください
UBUNTUにapacheとPHPを導入する
#まずはインストールに使うapt-getを最新にしておきます
sudo apt-get update
#Apache2をインストールします
sudo apt-get install apache2 -y
#PHPをインストールします
sudo apt-get install php php-mysql libapache2-mod-php php-gd php-mbstring php-pear php-imap php-xml php-pgsql php-mcrypt -y
ドキュメントルートをCドライブ直下に
apache2の設定ファイル「/etc/apache2/apache2.conf」を編集し
DocumentRootを「/mnt/c/」に変更するやりかただと
「403 Forbidden Permission denied」となりうまく表示できなかったため
シンボリックリンクを設定するやり方で実現します
#Cドライブ直下にフォルダ制作
windowsのエクスプローラでCドライブ直下にhtmlフォルダを新規製作します
#WEBのドキュメントルートフォルダを削除します(細心の注意をrm -rfの意味が分からない人は調べてから実行してください)
sudo rm -rf /var/www/html
#Cドライブ直下をドキュメントルートに変更
cd /var/www
sudo ln -s /mnt/c/html
#phpファイルを制作
vi /mnt/c/html/index.php
<?php phpinfo(); ?>
#Apache2を起動します
sudo service apache2 start
#確認
ブラウザを起動しURLに「localhost」と入れてPHPの情報が出てきたら成功です